家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2022/03/30

子供部屋は窓の位置も重要?家づくりについてお考えの方に向けてご紹介!

お子様がいらっしゃる家庭であれば、基本的に子供部屋をつくることになります。
その際、窓の位置について考えておくことが重要になってきますが、意外にもあまりしられていません。

そこで今回は、子供部屋の窓の位置の考え方についてご紹介します。
これから家づくりを始められる方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

※子ども部屋施工事例

 

□窓の位置の重要性

 

「子供部屋は明るく開放的にしたい」ということから、子ども部屋の窓を大きくしたいと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、窓は大きければいい、多ければいいというものではありません。
部屋ごとに合ったサイズや適切な数があります。

 

例えば、子供は大人に比べて重心が高いという傾向があります。
そのため、興味本位で低い位置にある窓から身を乗り出してしまうと転落の恐れがあります。

 

このことを考慮すると、窓の位置は子供が落ちにくい高さに設置する必要があります。
特に、子ども部屋を2階に作ろうと考えていらっしゃる場合は、床から120センチメートル以上の位置に設置することをおすすめします。
この程度の高さがあれば、小さな子供が転落するリスクはほとんどありません。

 

ただし、周囲にモノを置いているとよじ登ってしまうこともあります。
そのため、窓の鍵の位置もなるべく高い場所に設置する必要があります。
窓際にものを置かないという対策も重要ですね。

 

 

□窓の大きさにも注意が必要

 

先ほどは窓の位置の重要性についてご紹介しました。

ここからは、窓の大きさについて解説します。

子供部屋では、窓の大きさにも注意が必要です。

 

1つ目の理由としては家具の配置に制限が生まれるからです。
壁が少なくなってしまうと、勉強机やベッド、本棚などの必要な家具の配置が難しくなってしまいます。

 

2つ目は防犯面にデメリットがあるからです。
大きな窓をつけると、見晴らしがよくなる一方で、外からも家の中が見えやすくなります。
子供のプライバシーを守るためにも、外から見えるような構造にすることはおすすめできません。

 

3つ目は本が日焼けしやすくなってしまうということです。
子供部屋には教科書や漫画、絵本など本を置く機会がよくあります。
紫外線がよく入ってくるような状態であると日焼けしてしまうことが多いため注意が必要です。

 

以上の3つの理由から、子ども部屋の窓の大きさはあまり大きすぎない方が良いと言えます。

 

□まとめ

今回は子供部屋の窓の位置の考え方についてご紹介しました。
子供部屋では窓の位置や大きさをよく考える必要があります。
当社では、住宅に関する疑問に思っていることや不安なことの相談を受け付けております。
家づくりでお困りの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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