家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2022/11/10

地震に備えたい!免震、制震の違いとは!?

建物を丈夫に作り、地震の揺れに耐えるのが「耐震」です。

 

 

 

 

よく耳にする「免震」と「制震」は地震の揺れを吸収する装置を建物の中に組込み、建物自体の揺れを抑える考え方です。

 

 

 

●建物の揺れを受け流す「免震」

 

免震は、基礎と建物の間に免震装置を設置し、地震の揺れを建物に直接伝わらないようにする構造です。

 

 

 

 

免震装置により、大きな地震が発生しても建物に揺れが伝わりにくく、建物の損傷をはじめ、家具の転倒などを防ぐことができます。

 

揺れを大きく軽減できる効果的な「免震」ですが、コストは耐震工法や制震工法と比較すると高くなります。加えて、免震装置の定期的なメンテナンスが必要です。

制震工法と比較して、台風や津波等の自然災害に弱いというデメリットもあるのと、軟弱地盤や液状化のおそれのある地盤などでは採用できないこともあります。

 

 

●地震の揺れを吸収する「制震」

 

制震は壁の数か所に揺れを吸収する装置を設置することで、建物自体が起こす揺れを抑える物です。

免震ほどの高い効果があるわけではありませんが、激しい揺れ方建物を守ります。

 

 

地震だけではなく、台風などの強風にも効果を破棄します。

制震装置の素材もアクリルや金属、ゴムなど様々で、費用も免震と比較すると割安です。

また地盤に対する制約もないため、木造住宅でも多く採用されています。

 

 

●地震に強い家にするには

 

耐震だけではなく、免震や制震などの工夫を一般住宅でもできる時代になりました。

アーキテックプランニングでは、耐震等級3に加え、制震ユニット「MIRAIE Σ(ミライエシグマ)」を標準仕様としています。

 

 

地震大国である、日本。安心安全な家づくりはお気軽に当社へご相談下さい。

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