2022/09/10
「憧れの平屋」メリット・デメリットを徹底解説!
皆さんこんにちは。
「平屋」と聞いて皆さんどのようなイメージをお持ちでしょうか?
YouTubeルームツアーでも平屋は大人気です。
「憧れの平屋」と言われる通り、多くの方に人気があります。
※平屋施工例
メリットはたくさんありそうですが、デメリットもあるのも事実。
本日は平屋のメリット・デメリットをご紹介していきます。
まず「平屋」とは何かをご紹介!
平屋とは1階建の住宅のことを指します。
階段がなく、リビングや寝室、居室、バスルーム、トイレなどがすべてワンフロアにある造りになります。大昔は平屋ばかりでしたが、人口増加に伴い、土地の価格の高騰などから2階建てが主流になりました。
平屋のメリットとは!?
①生活動線が良い
階段を上がることがなく、家事や生活が平行移動だけでできるため、効率の良い生活が可能になります。洗濯室からクローゼットなど配置を近くすることで家事動線も効率化しやすくなります。
②老後も暮らしやすい
階段がなく、フラットでバリアフリーの家にすることが可能です。年配の方も生活しやすいため、永く自宅で暮らすことが可能です。
③家族の気配を感じることができる
ワンフロアで生活が完結するため、家族とのコミュニケーションがとりやすいのも平屋のメリットの一つです。声も届きやすいため、家族の様子がわかりやすい間取りを実現しやすくなります。
④メンテナンス費用を抑えられる
建築後のメンテナンス費用や光熱費も抑えられる傾向にあります。外壁や屋根のメンテナンスでは大掛かりな足場を組まなくても修理することが可能な場合があるため、費用を抑えることが可能です。2階がありませんので、いずれのメンテナンスも手掛けやすいのもポイントです。
⑤地震の揺れに強い
地震が起きた時には、建物の高さがあるほど影響を受けやすくなります。また、平屋は上からの荷重が少ないので、耐震性があがります。風の影響も受けにくいのも特徴です。
平屋のデメリットとは?
①敷地に広さが必要になるため購入費や固定資産税が高くなる
平屋と2階建て、同じ延べ床面積の家だった場合、平屋の方が広い敷地が必要になります。そのため、土地購入費や購入後は固定資産税の負担が大きくなります。
②建築費用が高くなる
2階建の同じ延床面積の家と比較すると基礎や屋根など面積が広くなるため、建築費用が高くなる場合もあります。階段やトイレが1つでも快適に過ごせる、といった削減ポイントもありますが、一般的には平屋の建築費用の方が高くなる傾向にあります。
③日当たりなど、周辺環境によって悪くなる場合もある
建物に高さがありませんので、周辺環境や隣家との離れ具合によっては日当たりが悪くなることもあります。
敷地の形や部屋数、配置によっては2階建てよりも窓の数をとりにくい場合も多いです。
中庭を設けたり、テラスを設ける、コの字に配置するなど、日当たりを確保する工夫も必要です。
※大きな窓を設けて採光を確保した平屋施工例
④水害や防犯面での不安
建物の高さがありませんので、洪水などの災害には気を付けなければなりません。
2階以上へ避難するような「垂直避難」ができませんので、細心の注意が必要です。水害が起こりにくいエリアで建築するといった対策もとっておきましょう。
また、平屋は全ての部屋が1階にあるため、外部から侵入しやすく防犯対策も検討が必要です。防犯だけではなく、道路面からの視線なども感じやすい場合が多くなります。窓の大きさや位置なども隈なく検討しておきましょう。
本日は「憧れの平屋」のメリット・デメリットをご紹介してまいりました。
当社では平屋も多く施工させていただいております。
プラン相談も随時受け付けておりますので、お気軽にお申しつけください。