家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2021/10/06

玄関の広さはどのくらいが良い?家づくりのプロが詳しく解説します!

新築をご希望の方の中で、玄関の広さにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
広い玄関と狭い玄関には、それぞれメリットやデメリットがあります。
そこで今回は、玄関の広さの目安について詳しく解説します。
ぜひ参考にしてください。

 

※シューズボックスの扉を鏡にすることで、広く感じる効果も。

 

 

 

□玄関の広さの目安は?

 

すてきな玄関をつくるために、「広さ」と「間取り」はとても重要なポイントです。

 

一般的に玄関の広さは家の大きさに比例すると言われています。
2~3人家族向けの30坪ほどの住まいの場合、玄関の広さは1.5坪から2坪が目安です。
3~5人家族向けの35坪ほどの住まいの場合、玄関の広さは1.85坪から2.5坪が目安です。
そして4人家族以上向けの40~50坪の住まいの場合、玄関の広さは2.25坪から3坪が目安です。

 

玄関は「少し広すぎるかな」と感じるくらいの広さがちょうど良いことを頭に入れておきましょう。
また、最近では家族用玄関やシューズクローゼットを設置するのも人気です。
玄関自体はすっきり保つことができ、靴や物などはシューズクローゼットに収納スペースを確保します。

 

また、玄関の間取りは奥行きより横幅が広い方がゆったりした玄関のように感じられます。
同じ坪数でも奥行きと横幅によって使い勝手の良さは異なるため、面積だけでなく玄関のつくりもきちんと考慮しましょう。

 

 

□広い玄関と狭い玄関のそれぞれの特徴は?

 

上記では目安の広さについて紹介しましたが、場合によっては玄関の広さを指定されているケースもあります。
広いスペースを取れたらもちろん良いですが、狭い玄関にもメリットはあります。
以下では、広い玄関と狭い玄関のそれぞれの特徴をご紹介します。

 

*広い玄関のメリット・デメリット

 

広い玄関のメリットは、開放感があって使いやすい点です。
複数人で家の出入りをする場合も混雑しにくいでしょう。
また、ベビーカーや傘などの荷物も玄関に置けます。

一方で施工費用の高さが一番のデメリットと言えます。
また、玄関にスペースを確保したことで他のスペースが狭くなるケースがあります。

 

*狭い玄関のメリット・デメリット

 

狭い玄関のメリットとしては、施工費用の安さやスペースの有効活用が挙げられます。
玄関は廊下と別の素材を用いてつくられるケースがほとんどなので、スペースが狭いほど費用を削減できます。

また、狭くした分を他の居室スペースに使えます。
さらにスペースが狭い分、整理整頓の意識が働きやすく、片付いた玄関となりやすいでしょう。

一方でデメリットは、収納スペースや作業スペースが少ない点が挙げられます。
お子さまのいるご家庭の場合、アウトドアの荷物を片付けるのに一苦労するかもしれません。

 

 

□まとめ

今回は、玄関の広さの目安や広い玄関と狭い玄関のそれぞれのメリット・デメリットについて解説しました。
長期的な視点を持ちながら、どのくらいの広さの玄関が良いのか家族で話し合ってみましょう。

当社は、お客様が安心して暮らせる家づくりを実施しております。
新築をご希望の方は、お気軽に当社へご相談ください。

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