家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2021/10/22

平屋と二階建てでかかる税金の違いはある?家づくりのプロが詳しく解説します!

「平屋と二階建てではかかる税金の金額は異なるのだろうか」
「固定資産税を抑えるポイントについて知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。

 

この記事では、平屋と二階建てにかかる税金の違いについて詳しく解説しています。
新築を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

※平屋当社施工例

 

□平屋の方が税金がかかると言われる理由は?

 

「平屋は二階建てに比べて税金が高い」
このように思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしその理由について、理解している方は意外と少ない印象があります。
以下では、平屋の方が多くの税金がかかると言われている理由について詳しく解説します。

 

住宅取得後に課税される税金は、建物や土地の所有によってかかる固定資産税と、同時に徴収される都市計画税の2種類があります。
これは平屋も二階建ても共通です。

 

固定資産税は資産価値に合わせて金額が変動します。
固定資産税の評価額の算出方法は複雑ですが、家屋の材料や経年劣化の度合いなどが評価基準となります。
延べ床面積が同じ住居において、平屋の方が二階建てより固定資産税が高くなりやすい理由は、2点あります。

 

1点目は、多くの資材を使用するからです。
二階建てに比べて平屋は、屋根や壁に多くの資材を用いられる傾向にあります。
その分の材料が評価額に反映されるため、固定資産税が高くなるのです。

 

2点目は、同じ延べ床面積を確保するために土地が必要となるからです。
2階建てと同じ延べ床面積の家を建てる場合、平屋の方が多くの土地が必要となります。
土地にも住宅同様に税金がかかるため、土地が広くなればなるほど固定資産税の金額は大きくなります。

 

以上の2点が、平屋の方が二階建てより税金が高くなると言われている理由です。

 

 

□固定資産税を抑えるポイントとは?

 

固定資産税にかかる金額はなるべく小さい方がありがたいですよね。
そこでここからは、固定資産評価額を抑えるためのポイントを2つ紹介します。

 

1つ目は家のつくりをシンプルにすることです。
使用する材料が多くなると、その分資産価値が高まるため、評価額が値上がりしやすいです。
部屋数を少なくして、凹凸の少ないシンプルなつくりを心がけることで、施工面積が小さくなることで屋根や基礎部分にかかる材料費や施工費用を抑えられ、評価額も小さくなります。

 

2つ目は土地の安い場所に住むことです。
土地の固定資産額を抑えるには、土地価格の低い場所を選択するという方法が有効です。
土地価格は、購入時の費用だけでなく固定資産税にも影響を及ぼします。
また地価は変動するため、長期的な視点も持ちながら選ぶことが重要です。

 

 

□まとめ

今回は、平屋が二階建てより税金がかかると言われる理由や固定資産税を抑えるポイントについてご紹介しました。
住宅の固定資産税がどのようにして決められているのかご理解いただけたのではないでしょうか。
当社は、お客様が安心して暮らせる住まいをご提供しております。
興味のある方は、お気軽に当社へご相談ください。

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