家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2021/11/06

新築の家で快適に過ごすために!やっておきたい暑さ対策について解説します!

「家の中が暑くなる原因を知りたい」
「暑さ対策はどんなことをすれば良いの」
こんなふうにお考えの方は多いでしょう。

 

 

 

 

そこで、今回は暑くなる原因と暑さ対策のポイントをご紹介します。
新築を建てる際はぜひ参考にしてみてください。

 

 

□暑くなる原因とは?

 

 

家が暑くなってしまう原因には以下の理由が挙げられます。

1つ目は家の中の熱の逃げ場がない構造になっているからです。
家の中は外壁や屋根などによって外気から守られています。
そのため、家の内部の空気が暖かくなると熱がこもってしまって、外気よりも暑くなってしまいます。

特に鉄筋コンクリートは日中熱を内部にためこみ、夜に放出する性質を持っています。
そのため、夜暑くて寝苦しいという現象が起きてしまいます。

2つ目は温度差です。
冷たい空気は下に、暖かい空気は上に移動します。
冷房を付けた部屋では、天井と床付近では5度も差があります。

そのため、このような温度差が暑苦しく不快に感じる原因になります。
扇風機やサーキュレーターなどを使用して下の空気と上の空気を循環させると良いでしょう。

 

 

 

□暑さ対策のポイントとは?

 

 

暑さ対策をしっかり行うためには、以下のポイントを抑えましょう。

1つ目は断熱材を入れるだけで終わらないことです。
断熱材を入れるだけでは、完全な暑さ対策にはなりません。
断熱材が薄かったり、入っている場所が少なかったり、施工が雑で隙間が生じていたりしている住宅であると断熱の効果を発揮できません。

また、中途半端に断熱材が入っていると暑くなった内気がなかなか冷えなくなってしまいます。
断熱材を入れる際はきちんと入れるようにしましょう。

2つ目は日射対策を行うことです。
太陽の強い日差しが外壁に当たり続けると断熱材自体が温められてしまいます。
断熱材が一度温められるとなかなか冷めず何も対策していなければ室内の温度が一向に下がらなくなります。

そのため、暑さ対策を行うには、断熱材を温めないようにしましょう。
遮熱シートを屋根や外壁の内側に施工すると太陽光の熱を反射できるので試してみてください。

3つ目は窓の性能を高めることです。
窓は外壁よりも外気と内気の温度交換が激しい箇所です。
そのため、窓を断熱性能の高いものにすることで、夏涼しい家が実現できるでしょう。

 

 

 

□まとめ

暑くなる原因と暑さ対策のポイントをご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
この記事が、お客様の快適な暮らしの手助けになれば幸いです。
また、この記事についてなにかご不明の点があればお気軽にご相談ください。

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