2021/11/26
地震に強い家とは?特徴について詳しく解説します!
地震が多い日本で日々安心して暮らすには地震への強さが必須になりますよね。
もしもの時の備えがあるかないかで家族の命を守れるかが決まります。
そこで、今回は地震に強い家の特徴と地震に強い家を建てる際の注意点をご紹介します。
家を建てる際はぜひ参考にしてみてください。
□地震に強い家の特徴とは?
地震に強い家には以下の特徴があります。
1つ目は耐震基準をクリアしていることです。
1981年以降に建てられている家は震度6から7程度の地震で倒壊しない耐震性を備えています。
震度6から7の地震は数十年に一度の大地震なので、この基準をクリアしていれば耐震性が十分と言えるでしょう。
1981年以降に建てられている家に関しては、耐震性は大丈夫と思って良いでしょう。
逆に1981年以前に建てられている家は耐震性が十分でないので、耐震性を上げるリフォームをするなどして耐震性を上げましょう。
2つ目は耐震等級が高い家であることです。
耐震等級とは耐震性を数字で分かるようにしたものです。
1から3まであり、数字が大きいほど耐震性が高いです。
1でも震度6から7で倒壊しない強度がありますが、耐震等級を上げればより安心できる暮らしを送れるでしょう。
3つ目はベタ基礎であることです。
家の土台となる基礎の部分全体が鉄筋コンクリートで固められているベタ基礎と呼ばれるものは、軟弱な地盤であっても地震の振動が伝わりにくいです。
□地震に強い家を建てる際の注意点とは?
地震に強い家を建てるには以下の点に注意しましょう。
1つ目は地盤の強度です。
耐震性を高めるのは家の強度を高めるだけではありません。
地盤が強いと地震の揺れを伝えにくく大きい地震が起こっても安心できる家になります。
家を建てる際は、建てる土地の地盤調査を必ず行い、もし地盤が弱かった場合は地盤を強化するための改良工事を行いましょう。
2つ目は平屋でも安心しないことです。
平屋なら横の揺れに強い構造のため地震に強いと思われている方も多いでしょうが、必ず強いとは限りません。
また、平屋でも耐力壁配置のバランスが悪く、弱い地盤の上に建てられている平屋は地震に弱くなります。
他の住宅と同じく地震に耐えうる構造や間取りを考慮するようにしましょう。
□まとめ
地震に強い家の特徴と地震に強い家を建てる際の注意点をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
この記事が、お客様が安心できる暮らしの手助けになれば幸いです。
また、この記事についてなにかご不明の点があればお気軽にご相談ください。