家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2022/03/05

世帯年収で考える住宅ローンの目安を詳しく解説します!

「住宅ローンはいくらぐらい借りるのが妥当なのだろう」
このような疑問をお持ちの方は大勢いらっしゃいます。
住宅ローンは無理のないように借りておかなければ後々大変になってしまいます。
そこで今回は、世帯年収で考える住宅ローンの目安を詳しく解説します。

 

□ローンの借入額の考え方とは?

 

ローンの借入額について考える方法はいくつかあります。
ここではそれらについて詳しく解説します。

 

まず、平均的な借入額から考えていく方法があります。
住宅金融支援機構の結果から言えるおおよその金額であると、新築住宅を買う方は世帯年収の7倍のローンを借り入れられています。
そのため、この7倍という金額がある程度の目安となってくるでしょう。

 

ただ、世帯年収の7倍という金額は個々の事情を考えておらず、全員がこの金額を借りれば良いというわけではありません。

 

次にご紹介するライフプランの作成から考える方法は、それらの個々の事情を考慮したものになります。
ライフプランの作成とは、今後の人生で起こりそうなイベント、具体的には結婚や子どもの誕生、高校や大学に入学するまでにかかる費用を考えていくことです。

 

これを作成することで、将来的にどのくらいのお金が必要かをある程度把握することができ、無理なく住宅にかけられる費用がどのくらいなのかを考えることが可能になります。

 

 

□住宅ローンについて考える際の注意点

 

先ほどはローンの借入額についてご紹介しました。
ここからは住宅ローンの注意点についてご紹介します。

1つは金利の種類です。
住宅ローンの金利は大きく2種類に分けられ、固定金利と変動金利というものがあります。

固定金利は返済し終わるまで金利が変わらないプランであれば、返済までの資金計画が立てやすいというメリットがあります。
また、決められた期間に金利タイプを選べるプランであれば、その度に計画を考え直すことができます。

一方変動金利は、その時々の経済状況によって金利が変わるものです。
借入時に金利が低ければメリットは大きいですが、ずっと低金利が続くとは限らないということは注意しておかなければなりません。

2つ目の注意点はランニングコストについても考えておくことです。
マイホームは購入後、住宅ローンを支払うだけでなく固定資産税や修繕費などランニングコストがかかってきます。
これらも無理なく支払えるようにローンの借入額は決めておく必要があるでしょう。

 

□まとめ

今回は世帯年収で考える住宅ローンの目安を詳しく解説しました。
世帯年収で考えれば新築住宅は7倍という金額が目安になってきます。
ただ、この金額にとらわれず、無理のない返済計画を立てることを心がけましょう。
本記事が住宅ローンについてお悩みの方の参考になれば幸いです。

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