家づくりコラム

キッチンニッチはキッチンの収納として便利なため、最近注目されています。
ただ、本当に必要なのかどうか悩まれている方も多いです。

そこで今回は、キッチンの間取りを検討中の方に向けて、キッチンニッチのメリットとデメリットについてご紹介します。

設置するか迷われている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

※スパイスニッチがあるキッチン（当社施工事例）

 

 

□キッチンニッチのメリット

ニッチとは壁の一部分につくった凹みのことを差します。
最近ではインテリアをおしゃれに見せる目的のものもあれば、収納棚のように実用的な目的につかうものも存在します。

このニッチをキッチンにつくるメリットとして1つ目に挙げられるのは、おしゃれなキッチンを演出できることです。

壁にくぼみをつくることで、単なる平面ではなくなり、壁に立体感を生むことが可能になります。
そこに照明をつけたりすることとで、よりおしゃれな空間を演出できます。

 

2つ目はニッチにコンセントをまとめられることです。
キッチンでは様々な設備や電化製品を使用することになりますよね。
ニッチをつくっておくことで、収納場所にコンセントがあってもあまり目立たなくなるというメリットがあります。

 

 

□キッチンニッチのデメリット

 

先ほどはキッチンニッチのメリットについてご紹介しました。
ここからはニッチをつくるデメリットをご紹介します。

 

デメリットの1つ目は掃除がしづらいということです。
取り付け位置やサイズによっても変わってきますが、キッチンは油や水が飛ぶことが多く、掃除する機会が多いです。
その際、ニッチで奥行きを作ってしまうと角が掃除しづらくなってしまいます。

 

2つ目は出し入れがしづらくなってしまう可能性があることです。
キッチンニッチには調味料を収納することが多いです。
ニッチには奥行きがあるため、多くのものを収納できますが、ものが多くなると手前のものをどけないと、奥のものが取り出せない恐れがあります。

 

3つ目はカウンターが高くなる可能性があることです。
調味料を収納するためのニッチをカウンターに作る場合、あまり大きくしすぎてしまうとキッチン前の壁が大きくなってしまいます。
対面キッチンの場合、壁が大きくなってしまうと圧迫感が増してしまうため、注意が必要です。

 

□まとめ

今回は、キッチンニッチのメリットとデメリットについてご紹介しました。
本記事がキッチンの間取りを検討されている方の参考になれば幸いです。
当社ではキッチンだけでなく、住宅に関するご相談を受け付けております。
何かお悩みや質問等がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。