家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2022/03/22

戸建てでやっておきたいシロアリ対策について!注意点もご紹介します!

日本は世界的に見てもシロアリが多い国と言われ、シロアリの被害を受けたことのある住宅は少なくありません。
シロアリ被害を受けてしまうと、大規模な修繕が必要となる場合があり、多額の費用がかかってしまいます。
このようなことを防ぐためにも、今回は戸建てのシロアリ対策について詳しくご紹介します。

 

 

□新築の時にしか検討できない要素

 

シロアリ対策には新築時にしかできない対策がいくつかあります。
ここでは、家づくりをこれからされる方に向けて、検討しておきたいポイントをいくつかご紹介します。

 

1つ目は点検しやすい構造になっているかどうかです。
シロアリが侵入したとしても、早期に発見できれば大きな問題になる前に駆除することが可能になります。

 

家にシロアリがやってくると、蟻道という道が確認できます。
シロアリは光や乾燥が苦手であるため、地面の中からトンネルを作って侵入してきます。
シロアリの侵入経路として多い床下が点検しやすいような作りになっていれば、早期発見につながりやすいです。

 

2つ目は材木の選定です。
シロアリに有効な材木としてはヒノキやヒバ、チークなどが挙げられます。
これらの心材部分は水分が非常に少ないため、ジメジメとしたものを好むシロアリに有効です。
ただ、これらの木を使うことで完全にシロアリ対策ができるわけではないため、定期的な点検は必須です。

 

以上の2つは新築時にしか検討できないため、これから家を建てられる際はよく考えておきたいところです。

 

□自分でできるシロアリ対策

 

先ほどは新築時に考えておきたいシロアリ対策についてご紹介しました。
ここからは、家を建ててからもできるシロアリ対策についてご紹介します。

 

1つ目は水漏れがある場合はすぐに修復するということです。
ネズミ被害や経年劣化などで発生した水漏れを放置しておくと、木材の部分に浸水し、腐食が進んでしまう恐れがあります。
腐食した木材があるような環境は、シロアリの大好物となります。
シロアリがいない場合であっても、水漏れは住宅の強度を下げる要因となりますので早めに修理することを心がけましょう。

 

2つ目は家の周りに荷物をおかないということです。
日陰を作ってしまうと、湿った環境になりやすくシロアリが寄ってきやすくなります。
いらないものはなるべく片付けて、家の周りは日当たりがよくなるようにしておきましょう。

 

 

□まとめ

今回は、戸建てでやっておきたいシロアリ対策についてご紹介しました。
シロアリ対策は住宅の寿命を長くするために重要になってきます。
シロアリ対策をされる際は、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてくださいね。

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