2022/04/18
鉄骨と木造の違いって何?それぞれのメリットとデメリットを解説します
住宅を建てるときに、木造住宅にするか鉄骨造住宅にするか迷っている方は多いでしょう。
家の土台の部分なので、決めるのも慎重になりますよね。
今回は、木造住宅と鉄骨造住宅のメリットとデメリットをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□木造住宅のメリットとデメリットをご紹介!
1つ目のメリットは、断熱性・調湿性が高いことです。
木材は、熱を伝えにくく湿気を吸収する特徴があります。
日本は1年で寒暖差が激しく、湿気の多い時期もあるので、木材は日本の気候に適した材料です。
2つ目は、揺れを吸収するので地震に強いことです。
木材はしなりやすく軽いという特徴もあります。
そのため、地震の揺れを受け流し、揺れを吸収してくれます。
木造住宅は鉄骨造住宅よりも地震に弱いと考える方が多いですが、両者に耐震性能の違いはありません。
木造住宅のデメリットは、シロアリ対策が必要なことです。
シロアリは湿った木材に発生する害虫で、木材を食べてしまい、家屋が壊れやすくなる原因になります。
木造住宅の場合は、定期的に床下を確認し、防虫処理をしましょう。
また、木造住宅は鉄骨造住宅より材料のサイズが制限される可能性があります。
木造壁式工法では、自分が希望する場所に窓や開口部が設置できない場合があるので注意が必要です。
□鉄骨造住宅のメリットとデメリットを解説!
鉄骨造住宅のメリット1つ目は、柱や壁を減らして開放感のある間取りができることです。
建物の主要部分が頑丈な鉄骨で作られているので、木造住宅と比べて建物を支える柱や壁の数を少なくできます。
リビングの吹き抜けや大きな窓を作ることが可能です。
2つ目は、シロアリといった害虫に強いことです。
鉄骨造住宅は基本的に構造が金属であるため、その部分にシロアリが発生する可能性を軽減できます。
ただし、完全に木材を使用しない住宅建築は困難であるため、木材部分がシロアリ被害にあう可能性はゼロではありません。
鉄骨造住宅のデメリットは、木造住宅よりも建築コストが高い傾向にあることです。
木造よりも鉄骨造は材料費が高く、工事期間が長いので全体的に建築費用がかかります。
また、断熱対策も必要です。
鉄骨は耐久性があるので壁を薄くしたり少なくしたりできますが、気密性や断熱性が低くなります。
性能が良い断熱材を使用する必要があります。
□まとめ
今回は、木造住宅と鉄骨造住宅のメリットとデメリットをご紹介しました。
それぞれにメリット、デメリットがあるので重視する点を決めて判断すると良いでしょう。
注文住宅をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。