家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2022/06/06

プライバシーを重視した暮らしへ!外から見えない家にするためには

リビングに大きい窓を設けて開放感を演出したり、ウッドデッキで穏やかな時間を過ごしたり、とても夢のあるイメージですが、実際の暮らしを考えると外からの視線が気になりますよね。
通行人から家の中や暮らしの様子を見られるのは落ち着かないものです。
そこで今回は、外から見えない家にするための手段をご紹介します。

 

※道路からの視界を避けるため、RC塀を採用した施工例

 

□外から見えない家にするためには?

 

一番最初に考えたいのが、窓のポジショニングです。
窓が隣の家や道路に真正面から向き合っている状態だと、プライバシーの確保はなかなか難しいでしょう。
隣家や道路との窓の位置関係は、必ず確認しておくと失敗がありません。
どうしても向きが変えられない場合は、窓を視線からずれる高さに配置したり、窓の素材に工夫を施したりすると良いでしょう。

 

目隠しフェンスや壁の設置を検討するのも有効な手段です。
家の中が見えないくらいの高さにすれば、道路からの視線はほとんどカットできます。
生垣や木などを付け足しても良いですね。
フェンスではなく壁を設置するのならば、通気性を確保するために少し隙間を開けることをおすすめします。

木のみで目隠しする場合は、冬に落葉してしまわない種類を使うように気をつけましょう。

 

家を斜めに配置するという方法もあります。
隣家と窓が向かい合わせになることを防ぎ、坂の上の道路からのような高い場所からの視線も遮られます。

 

それでも難しい場合は、リビングを2階にしてしまうのも良いかもしれません。
2階に広めのバルコニーを作っても、ある程度目隠しできればほとんど周囲の視線を気にする必要がなくなります。

 

 

□外から見えないように窓に工夫を

 

家の中を外から見えないようにするには様々な手段がありますが、最もおすすめなのは窓の素材を工夫することです。

 

例えば、型板ガラスは表面に凹凸が入ったガラスで、外からの目隠しをしっかりしてくれます。

 

すりガラスはガラスの片面を不透明に加工していて、景色がある程度見られるようになっています。
他にもフロストガラス、ミストガラス、ミラーガラスなど、窓の素材にこだわるだけで簡単に外から見えない家にすることができます。

 

□まとめ

今回は、外から見えない家にするための手段や工夫についてご紹介しました。
窓の位置や素材、目隠しフェンスの設置など、プライバシーを確保するための方法が意外にたくさんあります。
今回ご紹介した内容が、少しでもお役に立てていたら幸いです。
何かわからないことがあれば気軽にご相談ください。

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