家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2022/06/10

家族構成別に見る暮らしやすい間取りとは?

家の間取りは、暮らしの快適さに直結します。
マイホームを手に入れるなら、ご家族みんなが暮らしやすい家でありたいですよね。
この記事では、家族構成別に暮らしやすい間取りをご紹介します。
間取りにお悩み中の方はぜひご覧ください。

 

 

□家族構成別の間取りをご紹介!

 

*夫婦2人暮らし共働き世帯

 

共働き世帯の夫婦2人暮らしであれば、それぞれのライフスタイルを重視した間取りを考えましょう。
最近ではコロナの影響で在宅勤務が増えてきていますが、その場合は仕事部屋を南側の部屋に設けると快適に過ごせます。
夜勤があるご家庭であれば、寝室は日当りを気にせず日中も休みやすい北側に設置するのがおすすめです。
土日にはゆっくりと過ごしたいご夫婦であれば、リビングをゆったりとした空間に仕上げ、日当たりの良い位置にレイアウトすると良いでしょう。

 

※ご夫婦で暮らす動線に配慮したLDK(当社施工例)

 

*子育て世帯

子育て世帯は日中を家で過ごすことが増えるでしょう。
そうなると、リビングやダイニング、お子様の遊ぶスペースが快適であるのが最優先です。
他にも、キッチンから部屋全体を見渡せる間取りや、和室も外せませんね。

子供部屋を作る場合は、東や北側のお部屋がおすすめです。
大きめな窓を設置すると採光は確保できますが、その分家具の置き場に困るので気をつけてください。
広さは6畳ほどあれば十分です。

 

 

□暮らしやすい間取りの考え方は?

家族全員が暮らしやすい間取りにするには、生活動線をしっかりとイメージすることが大切です。
生活の中の様々なシーンをイメージして、不都合や不満がないかを確認しましょう。

 

例えば、浴室からお部屋に行くまでに玄関を通らないといけない場合、急な来客があった際に非常に困ります。
朝の時間に洗面所が混雑するのも避けたいですよね。
このような何気ないシチュエーションをしっかりと考えられていると、みんなが快適に過ごせる間取りを考えられます。

 

また、熱や音、匂いなどにも注意する必要があるでしょう。
2階にトイレを設けた場合、寝室のすぐ近くだと臭いや音が気になります。
書斎の光が部屋から漏れてしまうと、夜遅くまで作業している場合に他のご家族の眠りの妨げになるかもしれません。
このような目に見えないことは、実際に暮らしてから気になることが多いので、意識して考えておきましょう。

 

 

□まとめ

今回は、家族構成別の暮らしやすい間取りをご紹介しました。
夫婦2人の場合は、自分の時間を持ててリビングはリラックスできる間取り、お子様がいるご家庭では、お子様のお部屋や共有スペースを快適に過ごせる間取りにすると良いでしょう。

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