家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2022/06/14

新築のリビングにキッズスペースを設けませんか?

親世代の方々のほとんどは、子供部屋のある家で育ったことでしょう。
しかし、近年の家づくりではキッズスペースをリビングに設けて、年頃になるまでは子供部屋を作らない方法も人気があります。

なぜリビングにキッズスペースを設けるのでしょうか。
その理由と共に、新築リビングでのレイアウトのコツをご紹介します。

 

 

□リビングにキッズスペースを設けるのが人気を集める理由は?

 

何よりも大きいのは、お子様の様子を見守れるからという理由でしょう。
特にまだ小さな頃は、何もないところでもこけてしまったり、誤飲してしまったりと思いがけないことが多くて目が離せません。
そのため、家事をしている間でもお子様の様子を見守れると安心ですよね。
リビングにキッズスペースがあると、目の届く場所にお子様がいてくれるので気持ちに余裕が持てます。

 

また、勉強を見られるからという理由もあるでしょう。
お子様にとっては分からない問題があればすぐに聞けますし、親にとってもすぐに見れるところにいてくれて、コミュニケーションが深まります。
宿題をじっくり見てあげたい時も、少し他のことで忙しい時も傍にいられるのは、リビング学習の利点といえるでしょう。

 

※リビングの一角に設けたスタディスペース(施工例)

 

□キッズスペースの間取りのレイアウトのコツを伝授!

 

1つ目は、キッチンから様子がわかりやすい場所にキッズスペースを設けることです。
特にキッチンでの作業中には、危ないのでお子様と距離をおく必要がありますよね。
キッチンからでもお子様の様子が見守れる位置にキッズスペースがあると、様子がわかりやすいでしょう。
目を離していても音が聞こえるというのも大切なポイントです。

 

2つ目は、目隠しや収納の工夫を施すことです。
リビングは来客時に目立ちやすい場所でもあります。
そのような場所にキッズスペースを設けるので、急な来客でも目立たないように可動式の間仕切りや引き戸で目隠しできるようにしておくと便利です。
また、おもちゃや勉強道具の収納もしっかりと確保しておきましょう。

 

3つ目は、傷がつきにくく、掃除しやすい素材を選ぶことです。
キッズスペースは汚れやすく、傷がつきやすいですから、機能性の高い素材を選ぶようにしましょう。
クッション素材だと、汚れも傷もつきにくく、怪我もしにくいのでおすすめです。

 

 

□まとめ

今回は、新築のリビングにキッズスペースを設けることについてご紹介しました。
あっという間に成長してしまうお子様の様子を少しでも身近に感じたい方にこそ、リビングでのキッズスペース設置は非常におすすめです。
もちろん思春期になってきたら配慮は必要ですので、お子様の成長に柔軟に対応できるようにしましょう。

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