家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2021/07/18

家づくりの基本とは?地震に強い家を建てることが重要です!

「家づくりをしたいけど何から始めたらいいか分からない」

このような方も多いでしょう。

そこで今回は、家づくりの基本と、地震に強い家を建てることについて解説します。

 

 

 

□家づくりにおける基本的な注意点とは?

 

ここでは、家づくりの基本を3つご紹介します。

 

1つ目は、耐久性能と耐震性能が十分か気を付けることです。

近年、全国的に大きな地震が起こっていますよね。

地震大国である日本に家を建てる際には、耐震や耐久は最も重要なポイントです。

また、豪雨や台風などの自然災害による被害も近年増えています。

災害の発生する可能性を事前に調べる方法として、国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」を利用すると良いでしょう。

地震保険など、いざという時にどのような支出があるのか、いくらくらなのかも確認しておくと安心ですね。

 

 

 

 

2つ目は、使用する素材の確認です。

特に仕上げ材に注目しましょう。

仕上げ材とは、家の天井や床や壁などの最後の仕上げに使用する材料のことです。

仕上げ材は見た目にも大きな影響を与えるため、サンプルの確認はしっかりと行いましょう。

施工事例の写真なども見ながらイメージすると、実際の自分の家のイメージがしやすいでしょう。

 

 

 

3つ目は、住宅ローンの組み方です。

住宅ローンを利用する際は、返済が問題なくできるかをチェックする必要があります。

将来の収支も検討しながら、無理のない支払計画を立てることも重要です。

どれくらいの予算の家が建てられるのか、自身に合った家づくりの計画を考えましょう。

 

 

 

 

 

□耐震性能における耐震等級とは?

家づくりのポイントの1つ目に、耐震性の重要性をお伝えしました。

しかし、具体的にどのような点に注意すれば地震に強い家を建てられるのか分からないですよね。

そこで目安になるのが耐震等級です。

 

ここでは、耐震等級について説明します。

耐震等級とは、地震が起きた際に建物の倒壊しにくさや損傷の受けにくさを評価し、等級づけしたものです。

等級の数字が大きいほど地震に対して強いことを意味します。

 

例えば、耐震等級1は、数百年に一度程度の極めてまれに発生する地震に対して、倒壊や崩壊しない程度の強さです。

また、震度5強などの数十年に一度程度のまれに発生する地震に対して、損傷を生じない程度でもあります。

 

耐震等級2では、等級1で耐えられる地震力の1.25倍の力に対して、倒壊や崩壊、損傷を生じない程度です。

 

耐震等級3は、等級1で耐えられる地震力の1.5倍の力に対して、倒壊や崩壊、損傷を生じない程度です。

 

耐震等級3が最も耐震性の高い値なので覚えておきましょう。

 

 

□まとめ

今回は、家づくりの基本的なポイントと、中でも重要である耐震についてお伝えしました。

耐震性能の目安として耐震等級を用いると良いでしょう。

なお、当社が採用している構造と工法は、耐震等級3を取得しています。

家づくりをお考えの方はお気軽にご相談ください。

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