家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2021/07/30

家づくりで重要な換気システムとは?省エネな換気システムをご紹介!

住宅の換気が義務付けられたことをご存知でしょうか。

年中多湿な環境の日本において、換気は住環境を左右する重要な要素ですよね。

そのため、家づくりにおいてはどのような換気方法を採用するかも大事になっていきます。

そこで今回は、換気システムの種類と熱交換換気システムについて解説します。

 

 

□換気システムとは?

 

換気は住環境を快適に保つためには必須の設備ですよね。

住宅における機械換気設備の設置が建築基準法により義務付けられています。

これは、常に適量な換気を行うためです。

 

ここでは、一般的な換気システムを3タイプご紹介します。

 

*第1種換気

この換気方法は、給気と排気の両方を換気扇などの機会によって強制的に行うものです。

新鮮な空気を取り入れる給気と、汚染された空気を排出する排気の両方に取り付けられます。

室内と外の圧力差があまり生まれないため、バランス型と呼ばれることもあります。

 

 

*第2種換気

第2種換気は、一般的な戸建て住宅ではあまり馴染みがないかもしれません。

この換気では、機械によって新鮮な空気を室内に送り込みます。

そして排気口や建物の隙間から汚れた空気を自然に排気します。

 

 

*第3種換気

第3種換気は、給気口や建物の隙間から新鮮な空気を自然に取り入れて、機械によって排気する方法です。

室内の方が外より圧力が低くなるため、負圧型とも呼ばれています。

 

 

□熱交換換気システムとは?

 

皆さまは熱交換換気システムをご存知でしょうか。

熱交換換気システムは、省エネで熱ロスが少ないのが最大の特徴です。

具体的には、換気ユニットを通して圧縮してから室内温度に近づけて換気をします。

そのため、健やかな空気で快適な生活を送れるでしょう。

 

 

熱交換換気システムでは、空気の流れが制御しやすいため、いつでも健やかな空気が家中を満たしてくれるでしょう。

住まいの計画換気がしっかりしていれば、シックハウス対策にもなりますね。

さらに、熱交換換気では、排気の際に汚れた空気と一緒に捨てていた熱を給気時に回収して室内に戻します。

 

 

 

この熱の回収によって空調負荷を軽減でき、冷暖房コストを抑えるのです。

また、冬は冷たい外気を室温に近づけて給気するので、冷たい空気の侵入を防ぎます。

冷暖房の熱ロスを防ぐので、快適な住環境だけでなく、冷暖房コストも減りますね。

 

 

 

□まとめ

今回は、家づくりにおける換気システムの種類を紹介しました。

中でも、当社が採用している第一種熱交換換気システムがおすすめです。

熱交換換気システムは、省エネで熱ロスが少ないため、快適な環境になり、節約にもなります。

当社の標準仕様は第一種熱交換換気システムが標準仕様になっています。

ご興味をお持ちの方は、当社までお気軽にご相談ください。

住宅設備